胡蝶蘭の育て方

長い期間花を楽しむ事ができることで親しまれている胡蝶蘭。開店祝いやお祝いの品としていただく事が多い花です。胡蝶蘭の特徴としては、インドネシアや東南アジアなどの熱帯地方に生息する花として、寒さには弱いのが大きな特徴です。また、空気中の水分を吸収するため、乾燥には比較的強い花です。開花期間は通常の花に比べてかなり長く楽しめます。
艶やかな姿を少しでも長く鑑賞するために、正しい胡蝶蘭の育て方をご紹介します。育て方の中でも最も気になるのが水遣りについてです。乾燥に強い花であるため、その水遣りは1週間に一度くらいの頻度で、みずごけやバーグなどが渇いてからで大丈夫です。胡蝶蘭に水を遣りすぎると根腐りを起こしやすいので注意が必要です。
胡蝶蘭を置く場所は、風通しが良い室内の窓際などが最適です。直射日光は避け、明るい場所で、温度は最低でも10度以上保てる環境が理想です。胡蝶蘭は寒さに弱い点が管理で注意したい点です。特に冬の保管場所は暖かい場所を選ぶようにしましょう。
花は順に枯れてきますが、そのまま最後まで楽しんでも良いですし、枯れた花が目立ってきたら切り花にして楽しむ方法もあります。花が全て終わった株は、花茎を切る事で、また花を咲かせることが可能です。花が終わったからと捨ててしまうのは、もったいない話です。また花を咲かせるための花茎の切り方は、根元から数センチ上から切るのが基本的な方法です。花茎を切った後も、温度の管理や花がある時と同じ頻度の水遣りに気をつけて行うことで、翌年には新しい花茎が出て、また花を楽しめる可能性が高いでしょう。花茎に節を残して切った場合には、残った節から花芽が出て、花を咲かせることが可能です。
胡蝶蘭を何年も楽しむためには、株の状態を見て植え替えを行うと良いでしょう。特に根腐りなどを感じた場合は、植え替えを行う事で状態を改善できます。植え替えには、胡蝶蘭などを植えるのに使われている(土の代わりに使うもの)、バーグやみずごけを準備します。植え替えの方法は、花芽を切った胡蝶蘭を鉢から取り出し、状態の悪い根や葉を取り除いてください。バーグの場合は、鉢の底に少し置き、そこに胡蝶蘭を入れます。周りからバーグを足して、しっかり入れ込んで終了です。みずごけの場合は、根元にみずごけを詰めてから鉢に入れ、さらにみずごけを足して、しっかり押さえて終了です。みずごけの場合は素焼きの鉢を使い、バーグの場合はプラ鉢を使うのが、胡蝶蘭の最適な環境を保つ方法としておすすめです。植え替えは毎年行う必要はありませんが、数年に一度行えば、長く楽しむことができるでしょう。
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